登山

次の夏に富士山へ登りたいと思い計画をたてる人へのアドバイス記事です。
ルート、必要な道具については他のサイトを参考にしてください。
著者が実際に登った時の感想:富士山に登りました

1: メンバー

富士山登頂が他の山への登山と比べて決定的に違う点。
一つ目は、日本一の山への達成感。これはやはり格別で、山に興味のない周囲の人からもすごい、おめでとうと反響が得られます。
二つ目は、一緒に登った仲間。ちょっと特別な存在に思えます。
これから登りたいと漠然と考えている人は、誰と一緒に登るのか、これをちょっと考えてメンバーを募ってみてください。

2: 日程


当たり前ですが、世間一般では土日休みの人が多いわけです。そうなると、土曜から登り日曜に御来光を見て下山。このスケジュールが一番混雑します。
もし有休が取れるのでしたら取得して日程をずらした方がいいです。注意点としては土曜に登る人と日曜の下る人が多いこと、金→土と予定している場合は、土の下りで、登ってくる人達とすれ違うことになり思ったペースでは移動できません。ルートによっては登りと下りが別ルートのところもあるそうですので、必ずではありません(自分が使った富士宮ルートは登り下り同じです)

開山は7月から9月初旬のようでルートによって微妙に違います。開山時期以外はトイレや山小屋が閉まっているため行くべきではありません。

山頂までへのルートは複数あります。住んでいる場所からの交通アクセスと難易度・標準コース時間を考えてルートを選んでおきましょう。


3: 目標


山頂へ目指すのは当然として、御来光を見たいのか、そうでないのか。これによってかなり違ってきます。
御来光を目指さないのであれば日帰り(早朝から登り始めて夕方には下山)でも行けます。
マイカー規制が入り登山道までシャトルバスを利用しなくてはならない場合は、シャトルバスの運行時間に注意してください。


4: 山小屋


御来光を目指す場合は山小屋での食事と仮眠をするのが定番です。予約は可能なかぎり早くとりましょう。土日予定の場合は満員になりますので早めに予約しましょう。コースによって山小屋が違いますので注意してください。

日没の18時ぐらいには食事をすませて仮眠となります。
ただ…精神面が図太い人じゃないととても眠れません。耳栓を持って行きましたがダメでした。2人のうち1人ぐらいの確率で眠れない人が出ます。そして眠れない人にとっては苦痛でしかありません。3人以上だったら微妙です。

山小屋泊も無料ではありませんので、山小屋に泊まらない手も考えられます。
注意点としては、山小屋に泊まらない人でもトイレのみ利用できますが有料になります。自分が登った時には食事の提供もしていませんでした。当然山小屋に入って風を凌ぐなどもできません。
泊まらないのであれば8合目あたりで夕方から休憩を取るのがよいと思います。適度な高度がポイントで、高山病が出る前に酸素が薄いところで体を少しでもならすこと、気温と風による体への負担が少しでも少ないところを総合して8合目付近です。

一睡もせずに登ることは寝不足で登ることであり、体力的な問題より高山病への影響が出やすいです。特に女性は高山病が出やすいようですので、メンバーに女性がいるのでしたら結果眠れなかったとしても山小屋を取る方がいいと思います。


5: 装備


最低限の装備を紹介します。
ローカットのトレッキングシューズ(ハイカットの方が良い、スニーカーNG)、ユニクロのライトダウンジャケット(丸めて荷物を小さくできるのがポイント)、雨がっぱ、手袋、リュック。
夜と山頂はむちゃくちゃ寒いです。10℃を下回りますので真冬の平地を想像してください。
寒いと感じている状態は体力を奪われます。
装備をもってない方はレンタルもあります。

6: 練習

2〜3週間ぐらい前に片道4時間超えるぐらいの登山をしておくと富士山が楽になります。
東海、関西あたりの人でしたら伊吹山がおすすめです。何合目と標識があること、山の感じが似ていること、なかなかハードであること。新・花の百名山になっているので春から夏にかけて楽しめると思います。

ほとんど登山経験が無い方でしたら、初心者登山→仮想富士山(伊吹山)→富士山と3段階にしましょう。
初心者登山の山候補
田立の滝:滝や渓流があり山頂の展望も良い
茶臼山+萩太郎山:軽い。芝桜の季節に。
標高3000mを経験しておきたい方には木曽駒ヶ岳がおすすめです。ゴンドラで一気に上がれ景色も良く、難易度も高くありません。

7: 高山病

頭痛→吐き気と悪化していきます。吐き気がしたら諦めた方がいいです。
自分たちのメンバーではありませんが、もう無理でしょ…って状態になっていた方がいたり、ふらっふらで目がうつろな危険な状態の方もみました。
7合目で頭痛が出てたら無理かもしれません。
なお、下山しても高山病はすぐには治りません。自分の場合は帰宅して睡眠とるまで頭痛がして、起きた翌朝には治っていました。
食べる酸素や、酸素スプレーもいいですが、有圧呼吸というのを練習しておくといいと思います。

まとめ

景色があまり変化しなく単調で人が多いため登山好きの中では敬遠される方が多い山です。自分ももう一度登りたいとは思いませんが、友達が登りたいから手伝ってと言われたら多分一緒に行くかなと思います。
富士山の登山に、たいした準備や装備もなく思いつきで行くには危険ですが、ちゃんと準備しておけば決して難しくありません。
登りたいと思っている方にはぜひ、事前準備をしっかりして挑戦してみてほしいところです。